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川越で「武蔵野里山マルシェ」 市制施行100周年記念で

会場となる里山

会場となる里山

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 全国各地の地酒の販売やクラフトジンの製造などを手がける川越の酒販店「マツザキ」が5月4日、中原店(川越市中福)に隣接する里山で、川越の飲食店が多数出店するイベント「武蔵野里山マルシェ」を開催する。

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 川越市市制施行100周年記念事業の一環で開く同イベント。飲食店の他、ワークショップも行う。出店するのは、マツザキが運営する「武蔵野蒸留所」をはじめ、「沖縄料理 おいしい時間」「kitchen K」「コエドブルワリー・ザ・レストラン」など15店。ワークショップでは、野菜の収穫などが体験できる。

 会場内には出店ブースの他、ミニゲーム会場やレジャーシートを自由に広げられるフリースペースも用意。河川敷付近には演奏ステージを設け、ボタンアコーディオン奏者の桑田康司さんや現代ジャズ「よしえトリオ」、タップダンスユニット「NaNoHa」がパフォーマンスを披露する。

 2020年4月、当時設立された武蔵野蒸留所で製造した埼玉県初のクラフトジン「棘玉(トゲダマ)」のお披露目するイベント「ムサシノ酒マルシェ」を開催予定だったが、コロナ禍が始まり緊急事態宣言が発出され中止になった。クラフトジンも製造を一時中止し、当時不足していたエタノール消毒液を製造。同社の今野さんは「コロナが落ち着いたころに、里山を使ったマルシェイベントを開きたいと思っていた」と話す。「川越市市制施行100周年記念の冠事業として、当初予定していた、お酒をメインとしたイベントからワークショップやミニゲームなどを増やし、全世代を対象とした川越の魅力を伝えられるイベントにした」とも。

「川の流れるのどかな自然の中で、おいしい川越グルメとおいしい酒を用意している。大人も子どもも楽しめるミニゲームやワークショップ、収穫体験などもあるので、ぜひ遊びに来てほしい」と呼びかける。

 入場料は、前売り=300円、当日=500円、未就学児無料。前売り券はマツザキ各店で販売している。

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