商業施設「グランエミオ所沢」（所沢市くすのき台）4階に4月4日、会員登録制のシェアオフィス「エミフィス所沢」 が2022年オープンした。経営は、西武グループの不動産事業を手がける西武リアルティソリューションズ（東京都豊島区）。

　全席ウェブ会議可能な同施設。ベンチ席やカラフルな椅子などオープン席のほか、完全個室ブース5席、半個室ブース10席、半個室（木製ブース）2席、ヘキサゴン（間仕切り席）4席を設ける。施設内にはフリーWi-Fi、ドリンクコーナー、コピー機、シュレッダー、文房具、モニターなどもある。

　同施設は同社が手掛ける、「エミフィス ミニ 田無」（田無駅直結）、「エミフィス練馬」（練馬駅構内）、「エミフィス大泉学園」（大泉駅直結）に続くもので、利用者は4施設を利用できる。

　エミフィスの事業は、近年の働き方改革の推進に伴い、テレワークや都心部でのシェアオフィス需要が増加する中、通勤時間の削減やワークライフバランスの向上、仕事と子育ての両立サポートなど、働きやすい地域社会の実現を目的に立ち上げたという。

　同施設運営担当の浅川さんは「飯能や日高を中心に生産される西川材を使った木製ブースや森の中の自然をイメージした内装で、ビジネスのみならず日々のちょっとした隙間時間を有効に利用していただける方にゆったりとリラックスしていただければ」と話す。

　利用可能時間は8時～23時。契約（登録）手数料は1,100円（初回）。利用料金（15分）は、完全個室＝330円、半個室・半個室（木製ブース）＝264円、ヘキサゴン（間仕切り席）＝220円、オープン席＝176円。