川越市産業観光館「小江戸蔵里」(川越市新富町1)の指定管理者である「まちづくり川越」(仲町)が現在、川越市市政施行100周年記念事業として、記念商品の販売や川越市内の自動販売機を時の鐘や川越まつりなどの写真でラッピングするなどの事業を展開している。
小江戸蔵里では、施設内の土産物店「明治蔵」内に市制施行100周年記念商品特設コーナーを設け、「武蔵野ファインガラス」(下赤坂)の川越切子(きりこ)のグラスや川越のマンホールを模した硝子コースターなどの100周年記念商品を販売するほか、施設内のレストラン「まかない処大正蔵『八州亭』」では、川越産野菜や川越三元豚、小江戸鏡山酒造の酒こうじ焼きなど、川越の食材を多く使った1日限定10食の「市制施行100周年記念弁当」(1,100円)を提供する。
ラッピング自販機は、観光客や市民に市制施行100周年をさらに周知するとともに、川越らしい写真でラッピングした自販機でコロナ禍の街を盛り上げていくために企画した。小江戸蔵里のほか、クレアモール商店街、一番街の駐車場、川越市駅近くの大型駐車場、本川越駅前のペペ広場などにある自販機13台を、時の鐘などの川越を象徴するシーンの写真でラッピングしている。
まちづくり川越の高田さんは「これらの活動を皆さまに広く認識いただき、コロナ禍の中で街の活性化に貢献できれば」と話す。