ウェスタ川越(川越市新宿町1)大ホールで4月3日、「ふれあいスプリングコンサート2022」が開催された。
川越で「ふれあいスプリングコンサート」 一日限定「時の鐘吹奏楽団」が演奏
「吹奏楽で川越を元気にしたい」という呼びかけに集まったメンバーにより結成された一日限りの楽団「時の鐘吹奏楽団」が演奏する同コンサート。「川越に関わりがあり、川越愛にあふれた多様なメンバーで構成されている」という。川越市制施行100周年の今年は、会場前でマルシェも開いたほか、ラジオ川越、世界自閉症啓発デーイベントとも連携。会場には自閉症の人も招待し、楽団メンバーは、「癒やし」「希望」などを表す自閉症のシンボルカラーであるブルーの衣装を着て演奏した。
コンサートでは「カルタベリー・コラール」「世界に一つだけの花」「宝島」などを演奏し、何度もアンコールが行われるなどして盛り上がりを見せた。
実行委員会の大野順一委員長は「大きなプロジェクトを完遂することができ感無量。演奏者一人一人も、川越の皆さんを元気にする演奏ができただけでなく、自分たちも元気になって帰っていったのが印象的だった」と振り返る。「これからもメンバー一人一人が地域に根ざした音楽活動を続け、豊かな市民生活の後押ししていくことになれば」とも。