川越のクラフトビール「COEDOビール」を製造・販売するコエドブルワリーが10月12日、さいたま新都心けやきひろばで「コエドビール祭」を開催した。
コエドブルワリーは川越を拠点としてクラフトビールを製造・販売。「Beer Beautiful」をブランドイメージに掲げ、世界で初めてサツマイモを原料としたビール「紅赤(Beniaka)」を販売するなど、現在世界各国へ川越発のビールを出荷している。
「コエドビール祭」は同社が「COEDOを通じてつながっている全ての人々へ感謝の意を込めて」というコンセプトの下、年に1度開催している。毎年フードブース、ドリンクブースの出店だけでなく、アーティストによるステージパフォーマンスや、親子で楽しめるワークショップなども展開。もともとはコエドブルワリーの工場で行っていたイベントだが、広さや立地の問題もあり、2009年からはさいたま新都心のけやきひろばで開催している。
「川越の企業であるのと同時に埼玉県の企業でもあるため、埼玉の中でも交通アクセスのよいさいたま新都心で開催している。最近は地元川越の西口も再開発され、イベントを開けるような広いスペースができたため、ゆくゆくは川越での開催も目指したい」と、協同商事コエドブルワリー社長兼CEOの朝霧重治さんは語る。
同イベントでは定番ラインアップの「紅赤」「瑠璃」「伽羅(きゃら)」「漆黒」「白」「毬(まり)花」のほか、コエドビール祭限定のブドウを使用したフルーツビールを販売した。また当日はフードや有機野菜の販売、コエド祭キャラクターのお面に絵を描くワークショップ、輪投げや、1分間に眼鏡を何枚かけられるかを競う「メガネリンピック めが盛り」などのゲームも行われた。ステージでは「The eskargot miles」「ハッチハッチェルオーケストラ」「オオヤユウスケ+曽我大穂+U-zhaan」などのアーティストによる演奏や、コエドビール祭オリジナルダンスの「コエドダンス」のパフォーマンスが行われた。