ウェスタ川越大ホール(川越市新宿町)で12月23日、「里山讃歌音楽祭KAWAGOE2016」が開かれる。
地元に残る里山風景を大切にし、未来へつないでいこうとする若者を育むため、埼玉県立川越総合高等学校と尚美学園大学が連携する同イベントは今年5回目。
当日は、県立川越南高等学校生徒や川越市民も参加。尚美学園大学サクソフォン・オーケストラによる演奏「ディヴェルティメント」、吉田美月さんのトロンボーン独奏「スコットランドの釣り鐘草」、埼玉県立川越総合高等学校吹奏楽部による演奏「里山の怪異」に加え、高校と大学の合同吹奏楽大編成で、レスピーギ交響詩「ローマの松」、世俗的カンタータ「カルミナ・ブラーナ」の楽曲演奏に初挑戦する。
「ローマの松」は後藤文夫さん指揮、尚美ウインド・フィルハーモニー、埼玉県立川越南高等学校吹奏楽部、計140人による演奏。会場では客席通路で演奏を繰り広げる「パンダ隊」も加わる。「カルミナ・ブラーナ」は、尚美学園大学と市民による合唱。イベント運営スタッフは「今回も若い生命力あふれる演奏会になる」と話す。
13時30分開場、14時開演。チケットは全席自由、一般=1,000円。高校生以下無料(要入場整理券)。未就学児入場不可。川越市やまぶき会館、川越西文化会館(メルト)、川越南文化会館(ジョイフル)、ウェスタ川越で販売する。