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川越「LAGスポーツクラブ」、サッカーフェス開催へ 中学校の部活対象に

前回大会の集合写真

前回大会の集合写真

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 川越市を中心に「多種目・多志向・多世代」をテーマにスポーツの場を提供する団体「総合型地域LAG(ラグ)スポーツクラブ(川越市大字砂)が8月21日・22日、中学校の部活動を対象としたサッカーフェスティバルを開催する。古河市サッカー協会との共催。

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 公立中学校の部活動では少子化や働き方改革などにより学校管轄で行われている部活動を、地域のスポーツクラブや文化団体などの外部機関に移行させる取り組みが始まっている。目的は、教員の負担軽減と専門性の向上、生徒により多様な活動機会を提供することだが、現実では移行がスムーズに行われておらず、働き方改革が先行してしまい、子どもたちの運動する環境だけが失われているという状況もあり、同クラブでは、そうした中学校の部活動をサポートしている。

 同大会は今回が2回目の開催となり、第1回参加チームからは「天然芝での試合や他県と交流する経験、テーピング講習などの教育面でも子どもたちにとって刺激があり、意識を変えるようなきっかけとなった」という声が聞かれた。そうした声から、参加チームを前回の倍以上となる、川越をはじめとした関東圏の中学校32チームでの開催を目指す。天然芝を使った試合だけでなく、音楽、スポーツをサポートする、さまざまなアイテムも紹介する。

 主催する同クラブ担当の若崎蓮さんは「今回のフェスティバルは一つのきっかけで、今後も継続して部活動サポートを行い、スポーツを通して『生きる力』をもった子どもたちを育み、未来のまちづくりを行っていきたい」と話す。

 開催時間9時~16時(予定)。会場はリバーフィールド古河(茨城県古河市)。雨天中止。

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