川越の最明寺(川越市小ケ谷)で8月21日、現在川越市内で開催されている川越市出身の漫画家、花村えい子さんの展覧会「画業60年のかわいい伝説 花村えい子と漫画」とコラボレーションした「花手水(はなちょうず)」の展示が始まった。
花手水は、コロナウイルス感染拡大の影響で衛生的な観点から手水舎が使えなくなり、代わりに花を浮かべ目で楽しむことを目的として川越市内でも広がりを見せているフラワーアート。今回のコラボは、川越出身の偉大な漫画家をたたえたいという思いから始まり、花村さんの作品や作中の人物を花手水で表現しているという。
同寺副住職の千田明寛さんは「屋外なので密にならず、黙して見ることができ、今のご時勢に適したアート。花村さんとのコラボで街を盛り上げていきたい」と話す。
花手水は金曜に入れ替える。拝観無料。9月12日まで。