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仙波書房「川越の建物 近代建築編」発刊 川越の近代建築21カ所紹介

「川越の建物 近代建築編」の表紙

「川越の建物 近代建築編」の表紙

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 仙波書房(狭山市)初の単行本「川越の建物 近代建築編」が5月31日、発売された。

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 川越に存在する21カ所の近代建築を写真、イラスト、文書で紹介する同書。各建物の紹介ページ扉絵には、相談先のアニメーション制作会社「feel.(フィール)」協力で、長年アニメーション作品の背景を担当してきた背景制作会社「プロダクション アイ」によるイラストを使う。アニメ番組の一場面のようなイラスト描写を扉絵に活用することで、それまで建物に興味がなかった人にも建物への興味を促せるようこだわったという。建物の概要や歴史を分かりやすく解説し、建物周辺の観光スポットも紹介。川越を舞台にしたアニメ、特撮、ドラマなど、作品内に登場した建物は作品名を掲載し、建物を巡りながらロケ地を巡る「聖地巡礼」が楽しめるよう工夫を凝らした。

 代表の神谷利一さんは「建物のイラストは空気感がすてきで、実際に建物を巡りたくなるはず。本書を片手に建物の概要や歴史、見どころを少し知るだけでも建物巡り、川越の街歩きが楽しくなるはず」と話す。

 仙波書では、シリーズの続編となる「川越の建物 蔵造り編」を2022年に発行予定。川越市内に存在する「蔵造り」の建物の歴史や特徴を紹介する。その他にも川越に関連する本を企画・検討中だという。

 蓮馨寺前の「旅籠小江戸や」では、同書のイラスト原画展と建物を巡るイベント開催を予定している。

 価格は2,200円。全国の書店やネット書店で扱う。

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