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川越の動物と触れ合える店「バンブーパーム」、コロナ自粛受けネット動物園開設

動物と触れ合えるバンブーパーム2号店店内(2019年撮影)

動物と触れ合えるバンブーパーム2号店店内(2019年撮影)

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 川越の「Bamboo Palm(バンブーパーム)」(川越市池辺)がインターネット動物園を開設した。

バンブーパーム1号店の様子

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 「バンブーパーム」は川越水上公園近くに本店を構える、珍しい動物と触れ合える店。昨年末、鐘つき通り沿いに2号店(大手町)もオープンし、若者・カップル・家族連れなどでにぎわっていたが、新型コロナ対策を受け現在は両店共に営業を自粛している。

 同店は、アザラシ、フェネックキツネ、キンカジュー、フクロウ、ハナグマ、プレーリードッグ、リクガメ、ミーアキャット、タカ、ハリネズミフクロウ、ミミズク、キンカジュー、ショウガラゴ、アカハナグマ、ガマグチヨタカなどの動物が飼育されている。

 1号店は600平方メートルの広さがある貸し切り施設で、最大45人までの利用が可能。バーベキューやいろりなどのほか、循環式プール、トランポリン、楽器などさまざまなアミューズメントを用意し、動物に囲まれながらプライベート空間を楽しめるのが特徴。

 2号店はジャングルのような店内で、通常営業時は入場料と触れ合いの料金を支払えば、動物と間近に触れ合える。一番人気は「フェネックキツネのレオくん」、次いで「キンカジューのふぅちゃん」。他に「ハナグマのカイトくん」も人気だという。

 店主の益田慎吾さんは「動物が好きなので、動物に関わる店を持ちたいと思い現在に至っている。本店の建物や鐘つき通り店の内装、受付等は全て自分一人で手作りした」と話す。自粛前は「地元の人や観光客の他、『インスタグラムを見て来た』など、他県から当店目当てでいらっしゃる方もいた」と言う。コロナ対策で営業を休んでいる間も安全に何か楽しめないかと、リーズナブルで家に居ながら楽しめる動物園を考えたという。

 動画は見放題プラン(月額300円)、動物ごとの個別のチャンネル(月額100円)があり、ライブ配信やイベント動画を流す。現在は、一部を無料で公開している。「今後、多種の言語を用いて世界中で見られたら、と思っている。多くの方が自粛している中、家で楽しめる新しいコンテンツとしてポジティブなニュースになれば」と益田さん。

 同店ではペットホテルサービスや動物販売も行う。ペットホテル1泊(1,500円~)のほか、一時預かり(3時間500円)もあり、ペットの食事や散歩などのサービスを行う。動物販売はフクロウを中心に、フェネックキツネなどを取りそろえる。

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