埼玉県内の伝統工芸品、雑貨を取り扱うネットショップ「鼠屋ちゅう吉」が、12月19日、20日に小江戸蔵里(川越市新富町1)で行われた小江戸蔵里まつりで「矢文レター」の冬季限定デザインを販売した。
同店は川越の深公(ふかこう)が経営するネットショップブランドの一つ。同母体が運営するネットショップブランドは他に川越の伝統工芸品、雑貨を取り扱う「小江戸○○屋」があるが、「鼠屋ちゅう吉」は対象を埼玉県全体に広げたブランド。鴻巣市の赤物や小川町の和紙など、県内の伝統工芸職人たちの協力の下、商品開発を行っている。
「矢文レター」はさいたま市岩槻区の人形職人が製作したミニサイズの矢に手紙を付けられる商品。矢の先端にはマグネットが付いているため、冷蔵庫やデスクなどに貼り付けて「矢文」の雰囲気を味わうことができる。同商品には小川和紙の便箋が付く。冬限定デザインは、この便箋に雪の結晶が印刷されており、「雪中猫」「傘」のイラストが描かれている。
価格は777円。サイズは高さ20センチ、幅4センチ。