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川越のカナダ料理店がオープン2カ月 地元の人に異文化体験提供

「MAAPLE LEAF」外観

「MAAPLE LEAF」外観

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 川越市のカナダ料理店「カナディアンバー&レストラン MAPLE LEAF」(川越市石原町1)がオープンから2カ月を迎えた。

提供しているアルコール類

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 新河岸川沿いに店を構える同店では、カナダ留学経験を持つ店主の溝井英一朗さんの作る本格的なカナダ料理を提供する。「カナダでのレストラン勤務経験や自炊経験を生かして、地元川越でも本格的なカナダ料理を提供したいと思った」と話す。

 同店はカフェタイム、ナイトタイムの2部制で、それぞれメニューが異なる。カフェタイム時は溝井さんの母・啓子さんの作るパンケーキや自家製ケーキも提供。啓子さん自身もカナダへワーキングホリデーの第1期生としての留学経験を持ち、留学中に学んだという現地のバナナケーキやシフォンケーキ、チーズケーキなどを提供する。「バターミルクパンケーキ(600円)は5枚重ねでボリュームがあるので、食べ応え抜群。カナディアンメープルシロップの爽やかな甘味との掛け合わせが自慢。甘いものが好きな女性にぜひ」と溝井さん。

 男性に人気のメニューはカナダの代表的な料理であるプーティーン(600円)だという。「フライドポテトにグレービーソースとチーズをかけたプーティーンは、カナダの代表的なおつまみ。カナダではこれを食べながらお酒を飲む人が多い」

 日本ではなかなか手に入れることのできないカナディアンビールやカナディアンウイスキーも取り扱う。「カナダのウイスキーはとてもすっきりとした飲み口で飲みやすい。特にCollingwoodというカナディアンウイスキーはメープルシロップのような香りがあるので、ウイスキーの香りに苦手意識を持っている方にもお薦めしたい」

 溝井さんは「オリンピックが東京で開催されることで、日本へやってくる外国人観光客の数はきっと多くなると思う。外国から川越への注目度も今以上に高まると思うので、少しでも多くの地元の人に当店で異文化体験をしていただき、外国の雰囲気に触れてもらえれば」と話す。「地元の人と一緒に外国からの観光客を受け入れる雰囲気作りの手伝いができれば。保守的にならずに、オープンな雰囲気の川越の街づくりをしていきたい」と今後の展望も。

 営業時間はカフェタイム=11時~15時、ナイトタイム=17時~21時30分。火曜定休。

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