川越市の川越八幡宮(川越市南通町)に、地元の中高生が制作した巨大絵馬が奉納された。
同神社では毎年、地元の中学・高校の美術部に依頼し、来年の干支(えと)の巨大絵馬を制作してもらっている。今年は市立川越第一中学校美術部と山村学園高等学校美術部の2校が共同で制作した。縦4.5メートル、横5.4メートル延ベニヤ板に来年の干支(えと)の申(さる)が20匹以上描かれている。描かれているサルの中はタッチもさまざまで、中にはゴリラや親子ザルの姿もある。生徒たちは夏から巨大絵馬の制作に取り掛かったという。
観光客からは「毎年この絵馬が新しくなる時期をとても楽しみにしている。今年は黄色が基調なので明るい気持ちになる」との声が上がった。展示は来年12月まで。