川越の映画館「川越スカラ座」(川越市元町)で8月31日、弁士・伴奏付き無声映画「吸血鬼ノスフェラトゥ-恐怖の交響曲-」「チャップリンの番頭」上映会が開かれる。
「吸血鬼ノスフェラトゥ-恐怖の交響曲-」は、1922年に公開されたドイツ・プラナ作品で、吸血鬼を扱ったホラー映画。
「チャップリンの番頭」は1916年のアメリカ映画。日本では1917(大正6)年、浅草三友館で封切。監督、脚本、主演をチャールズ・チャップリンが務めている。
同館では2014年から不定期で弁士・伴奏付き無声映画の上映会を開いており、今回で16回目。企画・製作・提供するオフィス・アゲインは、日本独特の芸術文化である弁士の語りと和洋合奏による伴奏音楽で無声映画を広める活動を各地で行っている。弁士はハルキさん、ピアノ演奏を新垣隆さんが務める。
同社の松田さんは「毎回、好評の無声映画上映会。今回は、夏の夜にお薦めのホラーとコメディーの豪華2本立て。破綻なき完成を示す名作と評されるチャップリンの世界と当時の映画芸術の粋が凝縮されたホラーの世界を楽しんでほしい」と来館を呼び掛ける。
16時開場、16時30分上映開始。上映時間は63分と22分。料金は、前売り=2,000円、当日=2,500円。全席指定。前売り券は同館窓口で販売。メールでも受け付ける。前売り券で完売の場合、当日券は販売しない。