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川越で「河越流鏑馬」 鎌倉時代の馬上芸武再現、地元伝統芸能実演も

過去イベントの様子

過去イベントの様子

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 国指定史跡河越館跡(川越市上戸)で11月17日、「河越流鏑馬(かわごえやぶさめ)」が開かれる。主催は河越流鏑馬実行委員会、川越市教育委員会。国指定史跡河越館跡活用事業の同イベントでは、鎌倉時代に行われていた流鏑馬の様子を再現する。

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 同跡は、およそ800年前、鎌倉時代に活躍した中世武士河越氏の居館跡。河越太郎重頼は源頼朝の平家討伐軍に参戦した有力御家人で、娘を源義経に嫁がせたことでも知られており、川越まつりの山車人形にもなっている。

 馬を馳せ弓矢で的を射る流鏑馬は、鎌倉時代の武士たちが武芸の鍛錬として行っていたもので、犬追物、かさがけと合わせて騎射三物と称されている。

 当日は馬上芸武のほか、上戸芸能保存会、鯨井の万作保存会による芸能実演、上戸のささら獅子舞、体験乗馬も予定している。出陣式は常楽寺境内(上戸)。上戸小学校内の資料展示室では河越流鏑馬特別公開(11時~16時)も開催。これまでに26回に及ぶ発掘調査で河越館の堀や霊廟(れいびょう)、井戸の跡などが確認されている。現在史跡公園内で一部が復元。同室には出土品を展示。河越館跡についてのパネル展示も。

 開催時間は12時~16時(民俗芸能=12時~13時、獅子舞=13時~13時30分、出陣式=13時~13時30分、流鏑馬行事=13時30分~15時30分、体験乗馬=15時30分~16時)。雨天決行、荒天中止。

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