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東京国際大で川越大学間連携講座「日本語がわからない隣人と生きる」

東京国際大学キャンパス

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 東京国際大学第2キャンパス(川越市的場)で10月20日、「日本語がわからない隣人と生きる~多文化共生の作法~」をテーマにした講座が開かれる。

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 川越市では、市内にある4大学と連携して「もっと勉強したい」「大学の授業を受けてみたい」という市民の生涯学習への意欲を応援するため、「川越大学間連携講座」を開いている。今回の講座は東京国際大学の協力の下、開講する。

 日本語が理解できない、できにくい人々が増加傾向にある。大規模な自然災害の時などに、この「日本語の壁」がさまざまな問題を引き起こしている。同講座では、この壁を乗り越え、共に暮らすにはどうすればいいのかを考えていくという。

 講師は同大国際関係学部准教授の杉本篤史さん。言語政策、日本語教育、日本手話、国際人権論などの領域を研究し、AMDA社会開発機構会員などとして社会活動に参加。各地で講演活動も行っている。著書に「手話を言語と言うのなら」がある。

担当者は「日本語が理解しづらい方々が日本で暮らすうえで、どのような問題を抱えているかを考える講座。国内外を問わず、言葉についてを考えることができる。ぜひ、参加を」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~12時。受講料は500円。定員は60人(中学生は保護者同伴)。申し込みは電話、ファクス、ホームページで受け付ける。10月19日締め切り。

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