川越に工場がある「はやしハム」が初のプライベートブランド「林印(はやしじるし)」を立ち上げ、7月11日、「SMOKE NUMBER BACON」(スモークナンバーベーコン)シリーズの販売を始めた。
1950(昭和25)年の創業以来「良質でおいしいお肉は、食卓を彩り、笑顔を紡ぐ」を理念に掲げる同社。同商品は、熟練職人の管理の下、独自の薫製法を用い、ライトスモーク、ミディアムスモーク、ハードスモークの3種類を薫製別に展開する。
ライトスモークは長時間低温熟製法を用いて、軽めの薫製に仕上げたサラダ向けのベーコン。ミディアムスモークは、「肉のうま味はそのままに、しっかりと香るくん製香が特徴」という。カルボナーラやベーコンエッグに適している。ハードスモークは、独自の超熟製法で通常の何倍もの時間をかけて薫製。ベーコンステーキに向く。いずれも内容量は90グラム。
販売に先駆け、5月13日開催された「川越パンマルシェ」で同商品を販売。現在は、川越市産業観光館小江戸蔵里(川越市新富町)で販売している。価格は580円(税別)。担当者は「料理に応じてベーコンを選べる。川越の手土産に、お盆の帰省やお中元などにもどうぞ」と呼び掛ける。