川越の喜多院（川越市小仙波町1）で11月1日から、「小江戸川越菊まつり」が開かれている。

　「小江戸川越菊まつり」は川越大師喜多院で毎年11月に行われている菊花祭。1983（昭和58）年に喜多院奉納菊花展として開催されたのが始まり。その後名称を「小江戸川越菊まつり」に変更し、今年で30回目を迎える。

　会場内には3つの大菊をそろえて咲かせた基本的な「だるま作り」の作品や、小菊を盆栽作りにした作品、1株に何百輪もの菊の花を咲かせた「千輪仕立て」の作品、城や扇などをかたどって作られた菊細工など400以上の作品が並ぶ。

　「この時期の喜多院は紅葉も見頃なので、菊の花と紅葉の2つが楽しめる」と、菊まつり参加者は語る。

　23日まで。開催時間は9時～16時（23日のみ15時）。