ウェスタ川越大ホール(川越市新宿町)で7月3日、「松竹大歌舞伎」が開かれる。
出演は、昨秋歌舞伎座で新作歌舞伎「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」に主演、今年はNHK大河ドラマ「西郷どん」へ出演が決定している尾上菊之助さんをはじめ、坂東彦三郎さん、中村梅枝さん、中村米吉さん、市村橘太郎さん、中村萬太郎さん、市川團蔵さんほか。菊之助さんは、同会場初出演。
同公演は、全国公立文化施設協会が松竹株式会社と連携して主催する。東コース(東日本中心)、中央コース(東海・北陸中心)、西コース(西日本中心)があり、全国のホールで公演が行われ、昨年50周年を迎えた。同会場は東コースとなる。
演目は、美しいが力持ちの娘の華やかで力強い踊りが魅力の「近江のお兼(おうみのおかね)」、河竹黙阿弥の七五調の台詞をはじめ、歌舞伎の様式美あふれる「御所五郎蔵(そがもようたてしのごしょぞめ ごしょのごろぞう)」、下駄でタップを踏み鳴らす明るく楽しい舞踊劇「高坏(たかつき)」。
菊之助さんは「一座のことを気に掛けなければならないのはもちろんだが、行く土地の皆さまにどうしたら歌舞伎の魅力を伝えることができるかということに気を配り、歌舞伎の魅力を120パーセント伝えられるような公演にしたい」と話す。
開演時間は、昼の部=12時15分開場、13時開演、夜の部=16時45分開場、17時30分開演。料金は、一等席=6,000円、二等席=4,000円、三等席=2,000円。全席指定。未就学児入場不可。イヤホン貸出=700円。
チケットは、ウェスタ川越総合案内、ウェスタ川越オンラインチケットサービスなどで販売。