川越市の映画館「川越スカラ座」(川越市元町)で4月7日、弁士・伴奏付き無声映画「猛進ロイド」上映会が開かれる。
上映する「猛進ロイド」は、1924年制作のアメリカ作品。世界三大喜劇王の一人、ハロルド・ロイド(1893年~1971年)が主演を務めるラブコメディー。監督はサム・テイラーさん(1895年~1958年)、フレッド・ニューメイヤーさん(1888年~1967年)。
同館では2014年から不定期で弁士・伴奏付き無声映画の上映会を行っており、今回で12回目。同イベントは、「オフィス・アゲイン」が企画、製作、提供。同社は、日本独特の芸術文化である弁士の語りと和洋合奏による伴奏音楽で無声映画を広める活動を各地で行っている。
弁士はハルキさん、ピアノ演奏を新垣隆さんが務める。「弁士」とは「活動写真弁士」の略で、無声映画の上映中にその内容を語りで解説する専門士。
同社の松田さんは「毎回好評のイベント。ちょっとすてきなラブコメディーが活動弁士ハルキさんの語りと新垣さんのピアノ生演奏でよみがえる。思い切り笑える映画。川越散策の後に楽しい夜を」と呼び掛ける。
17時30分開場、18時開演。上映時間80分。全席指定。料金=前売券2,000円、当日券2,500円。前売り券は、川越スカラ座窓口で販売。メール、ファクス(049-223-0733)でも受け付ける。