ウェスタ川越リハーサル室(川越市新宿町)で4月22日、「川越市クラシック演奏家協会創立記念コンサート」が開かれる。主催は、川越市クラシック演奏家協会。
同協会は「川越市民にプロのクオリティーのクラシック音楽をもっと身近に届けよう」という信念の下、発足。同イベントでは、オーディションで選抜された川越出身在住のプロ奏者が演奏を繰り広げる。
メンバーは、沼田巨矢さん(テノール)、小澤恭子さん(フルート)、山田隆広さん(ピアノ・作曲)、藤枝貴子さん(アルパ)、佐藤茜さん(ヴァイオリン)、渋井妙さん(チェロ)、清水紀子さん(ピアノ)。
コンサートの第1部は、ピアノ演奏がメイン。作曲家三善晃さんの叙情小曲集、荒城の月の変奏曲、バッハのトッカータとフーガニ短調BWV505。山田さんの即興演奏も。第2部は、アルパで「エクアドル」「鐘つき鳥」、フルーメントリオがクララ・シューマンの「ピアノ三重奏曲作品17」、ベートーヴェンの「ピアノ三重奏・大公」を演奏する。
同協会の会長でもあり、ピアノ奏者として出演する山田さんは「川越にゆかりのあるトップアーティストが集結。クラシック音楽の持つ圧倒的な音世界を体感してほしい」と呼び掛ける。
山田さんは、川越市出身の作曲家・ピアニスト。県立川越高校卒業後、国立音楽大学アドヴァンストピアノコースを修了した。アーティストへの楽曲提供、CM楽曲制作など作曲家としても活動。市内でコンサートサロンと音楽教室を開設し、生徒の育成やコンサートプロデュースに力を注いでいる。
13時30分開場、14時開演。全席自由。チケット料金は2,000円。ウェスタ川越窓口、もしくはメールで販売を受け付ける。