川越八幡宮で6月17日、「こども相撲大会」が開催された。後援は、川越市、川越市教育委員会、川越商工会議所、川越青年会議所。
子どもの健やかな成長を願い、毎年開催されている同大会。今年が10回目の記念開催となった。礼儀を重んじる国技の相撲を通した青少年行事は、強い体だけでなく強い精神を育むことも目的としている。
晴天の下、8時30分から開式。年少から順に取り組みが行われ、小学4年が終わった15時まで熱戦が続いた。途中、大東文化大学相撲部協力による四股踏みや、力士と子どもの交流も行われた。市内小学校の3・4年生3人が団体を組んで対決する「団体戦」は、今回初めての試み。結果は1位が仙波小学校、2位が川越小学校、3位が中央小学校、4位が川越第一小学校だった。
小宮山泰子国会議員、川合善明市長、中野英幸県議会議員も応援に駆け付け、子どもたちが全力で相撲を取る姿を見守った。
実行委員長の相原良將さんは「今年も無事に大会を終えることができて安堵(あんど)している。10回目の記念大会ということで、初めて団体戦を行い、楽しんでもらえた。これからも益々、川越この運動を広めていきたい」と話した。
同大会は、来年も開催予定。