ウエスタ川越2階・活動室1(川越市新宿町)で6月11日、川越文化コンシェルジュ講座が開かれる。
同講座は、各分野で活躍するプロフェッショナルから、川越文化の歴史と展望を学べるもの。毎月異なるテーマを軸にさまざまな視点から川越のこれからを見つめ、魅力発信していくコンシェルジュの育成を目的としている。今回は第2弾の前編となる。
講師は櫻井理恵さん(櫻井印刷所取締役社長、『Kawagoe premium』編集長)。テーマは「川越プレミアムが発信する文化遺産」。
櫻井理恵さんが編集長を務める「Kawagoe premium」は、川越に住んでいる人に向けたフリーマガジン。川越の風情ある街並みや川越に暮らす人々の表情などの情報発信をしている。1924(大正13)年創業の同社の会社案内が元。2016年日本タウン誌・フリーペーパー大賞を受賞している。
同講座担当者は「講座では、2015年に創刊したフリーペーパー『Kawagoe premium』が独自の視点で発信し続けている川越の文化、また取り組みそのものについてを知ることができる。これまで知らなかった川越の側面を学べる場になる」と話す。
開催時間は14時~16時。受講料は1,000円(全2回)。定員は60人。講座の後編は25日。テーマは「ユネスコ無形文化遺産としての川越氷川祭の山車行事」。講師は田中敦子さん(川越市文化財保護課副課長)。