所沢市民文化センター「ミューズ」(所沢市並木1)で6月10日、能体験イベント「能を体験してみよう!」が開かれる。主催は所沢市文化振興事業団。
能は2001年、日本で初めて「ユネスコ無形文化遺産」に指定された伝統芸能。同市によると、日本最古の演劇とされ、海外からも高い評価を受けているという。
同イベントは、7月から始まる「第13回 能楽体験ワークショップ」に先駆けて行うお試し講座。2004年から始まり、12年間で600人以上が参加してきたワークショップを体験できる。
当日は、観世流能楽師・遠藤喜久さんを講師に迎え、参加者は「お仕舞(しまい)体験」「謳(うた)い体験」として、能の動きやうたいなどを体験する。
同館の担当者は「600年以上続く日本の伝統芸能『能楽』を気軽に体験してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~11時。参加費は500円。対象は小学生以上。定員40人。5月26日までに申し込みが必要で、応募者多数の場合は抽選。申し込みは郵送またはファクス(04-2998-6566)で受け付ける。