キムラヤ八幡通りルーム(川越市新富町)で5月8日、立川晴の輔さんの落語独演会が行われる。
現在では「キンシオ」「笑点特大号の若手大喜利」のテレビ番組に出演するようになった立川晴の輔さん。「志の吉」の名前で精進していたころから、川越での落語独演会は行われていた。落語会の会場を提供する木村昌幸さんは、活躍の場を提供することで晴の輔さんを応援し続けていた。
2012年6月から始まる落語独演会は、真打になり「晴の輔」へ改名した今も続く。落語に集中できるよう、大きな身振りや扇子でたたいても動じない高座を商店街の仲間に作ってもらうなど回を重ねるごとに会場も整備されている。高座との距離が近い本格的な落語を聞き、ファンになった川越市民で客数も増え続けている。
木村昌幸さんは「落語好きが高じて、ずっと応援し続けていた。少しでも落語を披露する機会を増やし、腕を磨く協力ができればと始めた。遠方に行かなくても、川越の街で本格的な落語を多くの方に聞いてほしい」と話す。
開場18時30分、開演19時から。前売り=2,500円、当日=2,800円。全席自由。チケットは文具のキムラヤで販売するほか、ホームページでも予約を受け付ける。