和菓子店「亀屋」 が4月10日、「亀屋工場売店アウトレット」を行う。
川越工場団地内にある製菓工場併設の店内で和菓子や洋菓子のアウトレット品を販売する同イベント。同社では月一度、毎月10日前後に行っている。
天明3年創業の同社。川越市仲町の本店をはじめ、埼玉県内では川越市を中心に全15店舗を展開している。本店には、同社のこれまでの歩みを観覧できる「歴史ギャラリー」を備える。
同社の商品は、社団法人小江戸川越観光協会認定の「川越セレクション」にもなっている、はちみつを使った「亀どら」、五代目当主山崎嘉七さんが考案した芋菓子「初雁焼」、国産もち米を使った「亀の最中(もなか)」など和菓子が中心。近年は、「小江戸川越シュー」「河越茶のお茶ぷりん」などの洋風菓子にも力を入れる。当日は在庫数に応じて販売する。
同社販売担当者は「伝統ある和菓子は年配の方に、チョコやクッキーは子どもに人気が高い。毎回完売するため、できるだけ早めの来店がお薦め」と話す。
営業時間は9時~17時。アウトレット品は売り切れ次第終了。