ウェスタ川越(川越市新宿町1)で3月26日、「親子学セミナー アクティブ・ラーニングで変わる学習・入試」が開かれる。主催はNPO法人「子ども大学かわごえ」。
同NPOは、2002年にドイツのチュービンゲン大学で始まった「子ども大学(Kinder-Uni)」を参考に、2008年に発足した。川越市内にある大学を中心に大学教授らを講師に招き、小学生に大学レベルの授業をわかりやすく教えている。
保護者を対象に開く同セミナーでは、子ども大学かわごえ学長で東京国際大学副学長の遠藤克弥さんが講演「新しい学力アクティブ・ラーニングで大学入試はどう変わるか」を行うほか、埼玉県教育委員会市町村支援部長の安原輝彦さんが「学び合い学習」をテーマに講義を行う。
このほか、新年度学生募集の説明会も行う。授業風景や体験学習の映像をスクリーンで紹介する。
同NPOによると、「アクティブ・ラーニング」は、教師が一方的に教える授業ではなく、子どもが自ら課題を見つけて考える能動的学習のこと。文部科学省では2020年度から学校教育の現場で全面的に取り入れる予定といい、埼玉県では「学び合い学習」としてすでに取り組みを始めているという。
開催時間は13時30分~16時30分。入場無料。