川越氷川神社(埼玉県川越市宮下町2)で1月1日~11日、「新年開運大祈願」が行われる。
例年、三が日には約23万人が訪れるという川越氷川神社で開かれる年始の祭り。「元朝祭」とも呼ばれ、同神社に古くから伝わる最も貴い祈願。家内安全・厄よけ・交通安全・商売繁盛・身体健全・学業成就・心願成就など、もろもろの願いをかなえる特別な祈願とされている。
1日~3日には、正月恒例の「福銭撒き」も行う。境内の舞殿から福銭がまかれ、それを授かると一年間福に恵まれるとされている。各日3回ずつ行われるが、例年各回1つだけ「特大福矢」が当たる福銭が含まれており、これを授かった人は「福おのこ・福おとめ」となる。
境内に常設している「一年安鯛みくじ」「あい鯛みくじ」には、正月だけの限定色を用意。釣りざおで釣るタイの形をしたおみくじで、良縁、外国人向けなどさまざまな種類がある。
同神社は「新年も実り多き年でありますよう、大神様の良き御縁を賜りますよう、お祈り申し上げたい」と話し、「参拝者用の駐車場はあるが、年始は混み合うため、時間に余裕を持って来社してほしい」と呼び掛ける。
元日の「新年開運大祈願」受付時間は0時~19時(2時40分~6時は休止)、「福銭撒き」は0時30分~、1時~、13時~。2日以降の受付・開催時間は各日異なる。詳細はホームページで確認できる。