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川越八幡宮で巨大絵馬お披露目 中高生制作、新年迎える準備へ

巨大絵馬を制作した学生たち

巨大絵馬を制作した学生たち

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 川越八幡宮(川越市南通町)で12月3日、中学生と高校生が制作した巨大絵馬が今年も無事奉納された。

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 15年前より地元の学校の生徒が絵馬を制作し神社に奉納していた。「日本一大きい絵馬を制作したい」という学生の熱意に神社が協力し、巨大な絵馬のパネルを設置。新年の初参りに訪れる参拝者を出迎える巨大絵馬は、今年で3回目のお色直しとなる。

 絵馬のデザインと制作は、地元の川越第一中学校美術部と山村学園高校美術部の生徒が担当する。生徒たちが中心となり、来年のえとの酉(とり)をデザイン・制作する。ひと足早い来年の巨大絵馬の出現に、地元住民たちも歩く足を止めて新しい絵馬の出来栄えを見つめている。

 川越八幡宮の神主・榊原祥光さんは「1000年の歴史がある神社だが、賑(にぎ)わう市街地から背中を向けていることもあり神社の存在に気づきにくい。巨大絵馬の奉納のおかげで、神社への関心を寄せてもらえれば」と話す。

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