川越市産業観光館「小江戸蔵里」(川越市新富町1)で9月19日~23日の5日間、「小江戸蔵里まつり」が開かれた。主催は同館。
2010年10月にオープンした同館。川越の特産品やお菓子、民工芸品の販売や、食事処・カフェの運営、川越市の観光情報提供などを行っている。もともとは川越で日本酒を製造していた鏡山酒造の3つの酒蔵を再利用した施設で、この3つの酒蔵は国の登録有形文化財にも指定されている。
小江戸蔵里まつりは、施設の知名度の向上と地域の交流を目的として行われている行事。当日は鏡山酒造の日本酒を使ったカクテル販売、縞木綿の川越唐桟を使ったグッズをはじめとする川越ならではの工芸品販売、だるまの色塗りや豆本作りのワークショップ、地元接骨院やマッサージ店によるマッサージ体験コーナーなどが行われた。ステージでは連日バルーンアートパフォーマンスやダンスパフォーマンスなどが行われ、多くの人が集まった。
同館運営会社「株式会社まちづくり川越」広報担当の酒井亮さんは「まだまだ施設が認知されていないので、こうしたイベントを行うことで多くの人に当施設を知ってもらえれば。毎週何らかのイベントを行なっているので、ぜひ足を運んでみていただければ」と呼び掛ける。