埼玉県川越市に店舗を構えるイトーヨーカドー川越店が10月30日、閉店した。
1967(昭和42)年11月15日、国内12店舗目としてオープンした同店。以来48年間、本川越駅前の中心施設として地域経済の一翼を担ってきた。
閉店セレモニーでは店長の岩崎光春さんがあいさつに立ち、「複合的な要件、老朽化に伴い、今回閉店することになった。お客さま、地域の皆さまに支えられて48年間営業することができた。本日をもって閉店になるが、再び川越の地に戻ってくる。それまで忘れないでほしい。48年間本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。別れを惜しむ人々からは「忘れないぞ」「まだできるよ」「ありがとう」と声が掛けられた。
最後は店長をはじめ多くの店員が入り口で整列して客を見送った。シャッターが閉まる際には、店外に最後まで残った客から感謝の拍手が送られた。