川越から2030年までのJリーグ参入を目指すサッカークラブ「COEDO KAWAGOE F.C」は12月23日、Jリーグ(J3)に所属するザスパ群馬から新井夢功選手が育成型期限付き移籍で加入すると発表した。クラブ設立後、Jリーグクラブから直接加入するのは初。
同クラブにはこれまでもJリーグ経験を持つ元Jリーガーが在籍してきたが、育成型期限付き移籍での加入は今回が初。ザスパ群馬とは2025年にトレーニングマッチなどを通じた交流があった。
新井選手は2025シーズンに高崎健康福祉大学高崎高校からザスパ群馬に加入。対人守備の強さと多彩な左足のキックを武器とする、身長180センチのディフェンダー。
同クラブのチーム責任者で強化部長の荒田雅人さんは「私自身が選手時代にザスパ群馬に所属していた縁もあり、今シーズンはトレーニングマッチなどで交流してきた。ザスパ群馬からも新井選手の成長の場として期待を寄せていただき、今回の育成型期限付き移籍が決まった。新井選手が将来Jリーグで活躍できるよう、クラブとして最大限サポートしていきたい。ぜひ試合会場で応援してほしい」と呼びかける。
同クラブは2030年のJリーグ(J3)加盟を目標に掲げる。2026シーズンのリーグ戦は4月開幕予定。現在所属する関東2部リーグ(Jリーグ6部相当)を勝ち上がった場合、関東1部リーグ、JFL、J3の順でカテゴリーを上げていく。