
川越のジェラート専門店「ECCOLA(エッコラ)りそなコエドテラス店」(川越市幸町)が10月12日から、老舗和菓子店「亀屋」とコラボした新スイーツ「七宝亀(しちほうかめ)ジェラート」の販売を始めた。
同商品は、亀屋の「亀」をかたどったどら焼き「亀どら」の生地に、川越いもをはじめとした埼玉県産素材を使ったエッコラのジェラート7種類をサンドした新作スイーツ。
ジェラートは、埼玉県新商品アワードでグランプリを受賞した「川越いも&マスカルポーネ」をはじめ、「埼玉県産栗&ナッツ」「ゴルゴンゾーラ&花園養蜂場蜂蜜」「チョコ&ヨーロッパ野菜研究会のビーツ」「狭山抹茶&アマレーナ」「秩父ただかね農園 大地のいちご」「豆乳&黒蜜醤油(しょうゆ)」の7種。いずれも埼玉県内の生産者と連携して開発した「埼玉の宝と呼べる味わい」を詰め込んだという。
販売場所となる「りそなコエドテラス」(同)は登録有形文化財にも指定される歴史的建造物で、かつて亀屋7代目が重役を務めた第八十五銀行の跡地。縁の深い場所でのコラボ実現となった。
エッコラのジェラート開発を統括する同施設内のイタリア料理店「アズーリ コエド」総料理長の門平光正さんは「宝石箱のようにかわいい亀のどら焼きの皮で包んだ、埼玉の生産者の魅力を詰めた7つのジェラートを、さまざまな組み合わせで楽しんでほしい」と話す。
価格は660円。営業時間は10時30分~17時。