川越市立美術館(川越市郭町2、TEL 049-228-8080)で現在、「ミッフィー(うさこちゃん)」の生みの親であるディック・ブルーナにちなんだアートイベント「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」が開かれている。主催は同館。
ディック・ブルーナはオランダの絵本作家だが、グラフィックデザイナーとしても知られている人物。一瞬で目を引き付ける独特の色使い「ブルーナカラー」に代表されるように、そのキャッチーなデザインセンスは現在のアーティストにも影響を与え続けている。
同展では「見てみよう」の部として、ブルーナさんの絵本「うさこちゃん びじゅつかんへいく」をガイドにし、同館所蔵作品を紹介する。「考えてみよう」の部ではブルーナの作成技法や色彩を紹介し、「作ってみよう」の部では、ワークショップを通して実際にブルーナと同じ方法でデザインの制作体験ができる。
開館時間は9時~17時。月曜休館日(9月21日は開館)。観覧料は一般=500円、大学生・高校生=250円、中学生以下無料。今月23日まで。