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川越で「ネオ昭和の街フェスティバル」 川越が昭和に染まる

昭和タッチの写真のイメージ。モデルはイルミネーション・クリエーターのREIKOさん

昭和タッチの写真のイメージ。モデルはイルミネーション・クリエーターのREIKOさん

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 「ネオ昭和の街フェスティバル~昭和100周年だよ!全員集合!!~」が6月21日、蓮馨寺(川越市連雀町)とコエトコ(松江町2)で開催される。主催は川越青年会議所。

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 同イベントの舞台となる中央通りは、レトロな街並みの「昭和の街」としても知られる。昭和100年を迎える今年、昭和の街にある両会場を舞台に、「若者の柔軟な発想を加えて」企画したという。「ネオ」は新しいという意味。昔の昭和を再現するのではなく、昭和の時代をリスペクトしながら若者の発想で昭和という時代を格好良くアップデートしたいという思いを込める。

 当日は、若者が考える昭和の時代をイメージした食や音楽、文化等を体験できるブースを両会場で出店。グルメブースでは、牛串の「ころがし屋」が昔ながらのリヤカーで出店し、レストラン「シブヤ」は昭和から変わらない名物のオムライスを提供するなど、昭和の懐かしさをテーマにした店が並ぶ。和菓子店の「彩乃菓」が女子栄養大学の学生とコラボした和スイーツの販売や、城北埼玉高校の生徒と「川越の建物シリーズ」を出版する仙波書房の神谷利一さんが昭和の街を案内するツアー開催など、昭和を知らない若い世代とコラボした企画も用意。体験ブースでは、スタンプラリーのスタンプを全て集めた人先着50人限定で昭和タッチの写真を無料でプロカメラマンに撮影してもらえるブースや、射的などのレトロゲームが体験できるブースを用意。フィナーレにはコエトコで、イルミネーション・クリエーターのREIKOさんがデザインした昭和の時代をイメージした巨大なイルミネーション・アーチをテープカットセレモニーでお披露目する。

 同会議所・社会開発委員会の鈴木裕人委員長は「若者を中心に運営されている『ネオ昭和の街フェス』を体感していただき、一人でも多くの方に昭和の魅力から川越の街へ愛着を深めてほしい」と話す。「若者に地域に関わることの楽しさを感じてもらうことで地域への愛着が深まるだけでなく、 若者の力を活用し昭和の街の魅力を最大限に引き出せる。みんなで川越を盛り上げていきたい」とも。

 開催時間は12時~19時。入場無料。雨天決行。イルミネーション・アーチのテープカットは19時を予定。イルミネーションアーチの展示は今月28日まで。

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