「小江戸川越第九の会演奏会」が12月8日、ウェスタ川越(川越市新宿町)大ホールで開催される。
「小江戸川越第九の会」は2010(平成22)年から「川越市民の手で第九を演奏しよう」と公募にて集まり音楽活動をしている市民参加の演奏団体。歴史ある小江戸「川越」の音楽芸術文化推進の一翼を担うことを活動目的としている。オーケストラ、合唱共に毎年5月、約250人の出演メンバーを公募し、夏から12月の演奏会に向けて練習を重ねている。
指揮は北海道教育大学札幌校音楽科・東京芸術大学音楽学部指揮科を卒業した佐藤宏充さん、ソプラノは西本真子さん、メゾソプラノは相田麻純さん、テノールは下村将太さん、バリトンは藪内俊弥さん、コンサートマスターは水山裕夫さんが務める。
プログラムは、ベートーヴェンの交響曲第九番「合唱付き」をはじめ、ワーグナーの舞台神聖祝典劇「パルジファル」第一幕への前奏曲、歌劇「タンホイザー」の難曲に挑戦。
担当の長島さんは「約1年間準備を重ねてきた演奏会へ、ぜひ来場してほしい」と呼びかける。「今年は『第九』初演200周年、日本人初演100周年の記念すべき年。この機会に川越市民による第九を、ぜひ楽しんでほしい」とも。
12時30分開場、13時30分開演。料金は、S席=2,500円、A席=2,000円、自由席=1,500円。ウェスタ川越総合案内の窓口販売、オンラインで扱う。