手話と音楽を融合したライブイベント「手話マイムLive♪&トークショー」が「手話言語の国際デー」の9月23日、蓮馨寺(川越市連雀町)講堂で開催される。
出演は、「手話と心で音楽をあらわす」手話マイムアーティストのまっきぃ♪さん。川越出身のソプラノ歌手、川越ますみさん、ろう者で手話指導者でもある定野博行さん、手話と音楽のパフォーマンスをするキッズの団体「たねまキッズ」をゲストに迎える。
まっきぃ♪さんと川越ますみさんは任意団体「tane.(たね)」を立ち上げ、川越中心街のクリスマス恒例行事になりつつある手話を交えたクリスマスキャロリングなど、精力的に音楽と手話を楽しめる活動に取り組んでいる。定野さんはクリスマスキャロリングに参加する子どもたちに手話を指導するなど、クリスマスキャロリングの活動からつながった縁が広がる。
イベントは、トークショーと手話マイムライブで構成。手話を学んだ経緯について、まっきぃ♪さんは「職場で出会ったろう者とコミュニケーションを取りたい思ったのがきっかけ。手と身体と表情で表現する手話言語に魅了された」と振り返る。その後、当時感銘を受けた大好きな曲を手話で伝えるため、歌詞を手話で表し始めたことが、手話マイムアーティストとしての活動のきっかけだと話す。「今回のイベントでは手話と音楽の世界観を体感してもらえたらと盛りだくさんの企画を考えている。ゲストと共に笑顔を届けたい。この機会に足を運んでもらえたら」と呼びかける。
14時開演(13時30分から受け付け)。チケットは、大人=1,000円、大学生=500円、高校生以下無料。予約はフォームで受け付ける。