10月19日・20日に行われる「川越まつり」を、食事を楽しみながら観覧できるプランを「りそな コエドテラス」(川越市幸町4)が開催日限定で提供する。
「りそな コエドテラス」は、埼玉りそな銀行の前身銀行の一つである旧第八十五銀行本店として、1918(大正7年)年に現在の場所へ移転新築され、1996(平成8年)年に国の登録有形文化財として埼玉県で第1号の登録を受けた歴史ある建物。老朽化に伴い2020年6月に支店としての営業を終えたが、修繕工事を経て今年5月15日に商業施設としてオープンした。
同施設では、産業創出や川越・埼玉ブランドの発信に貢献を目的に、地域の企業と連携し、新たな産業の創出や起業家の育成に向けてコワーキングスペースやチャレンジショップなどを開設するほか、地域の食材を扱うカフェやレストラン、特産品などを通じて川越や埼玉のブランドを発信している。
同施設オープン後初となる今秋の「川越まつり」を眺めながら食事を楽しめる観覧席を用意。埼玉県のブランド牛「武州和牛」をはじめ、限定のイタリアンビュッフェとソムリエがセレクトしたワインや酒も楽しめるフリードリンク付きの観覧席。2階テラス席(6席)は応募者の中から抽選で、1階・2階の店内席、1階テラス席は予約順で、それぞれ用意する。
同施設のエッコラ・アズーリコエド飲食部門支配人の石岡直人さんは「川越の一大イベントである川越まつりに向けて、蔵の街並みを一望できるテラスや店内に着席し、ゆったりと食事やお酒、時間を過ごしていただきたいという思いから、川越まつり限定の予約席を用意した。人混みを避け、広い空間でぜいたくに川越まつりを楽しんでいただければ」と話す。
2階テラス桟敷席は、4人テーブル×4席・2人テーブル×2席で1人3万3,000円(抽選)、2階フロア頭取室・展望デッキは50席限定で1人2万9,000円。1階店内は28席で1人2万5,000円。1階テラス席は28席で1人2万9,000円。予約はインスタグラム記載のURLで受け付けている。