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三芳町、深層地下水「みらいくんの雫」を商品化 町のアピールにも

深層地下水「みらいくんの雫」を持つ三芳町ふるさと大使のTAON(タオン)さん

深層地下水「みらいくんの雫」を持つ三芳町ふるさと大使のTAON(タオン)さん

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 三芳町が6月14日、町の深井戸からくみ上げた地下水を「みらいくんの雫(しずく)」の商品名で販売を始めた。

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 2023年に地域の伝統でもある「落ち葉堆肥農法」が世界農業遺産に認定されたことをきっかけに、地下水の水質調査を行ったところ、ナトリウム0.77ミリグラム、カリウム0.10ミリグラム、カルシウム0.93ミリグラム、マグネシウムが0.30ミリグラム含まれる飲みやすい軟水ということが判明。そのままで味わってもらおうと、飲料水メーカー「秩父源流水」(秩父市大滝)に依頼し商品化した。伝統農法だけでなく、こうした「適度なミネラル分が含まれている同町の地下水がおいしい野菜を育てていることを知ってもらう」のが狙いだという。

 三芳町ふるさと大使のTAON(タオン)さんは「冷たくても常温でもおいしくて、口当たりが軽いので飲みやすい。ぜひとも、三芳町の農業と一緒に、水のおいしさも知ってもらえたら」と呼びかける。

 内容量は500ミリリットルで、価格は140円。三芳町の上下水道課、藤久保、竹間沢の出張所で販売している。(平日のみ)売り切れ次第、販売終了。

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