二番茶の茶摘み体験と茶のおいしいいれ方や味わい方を学べるツアーが7月3日~5日の3日間、川越でお茶の栽培から加工・販売までを手がける「小野文製茶」(川越市下赤阪)で開催される。主催は彩いろまち研究所(新宿町)。
ツアーではまず、二番茶の手摘みを体験。自分が摘んだ茶葉は持ち帰ることができる。タイミングが合えば乗用摘採機(てきさいき)での茶摘みの様子が見学できる。茶摘みの後は、小野文製茶スタッフによる茶のおいしいいれ方講座も。他にも小野文製茶がセレクトした茶葉などが選べる手土産が付く。
同ツアー担当者で、彩いろまち研究所の西村さんは「観光地として有名な川越だが、今回は郊外の農業に目を向けた体験。広大な茶畑で、茶葉を積むひとときは癒やし効果抜群」と自信を見せる。「普段ペットボトルなどで飲まれることが多くなった茶が、どのように生産されているかを目の前で体験できるチャンス。改めて日本の文化である茶の魅力を、たくさんの方に知っていただく機会になれば」と話す。
料金は4,800円。小雨決行。要予約。