関東のゴスペル団体が集結するゴスペルの祭典「小江戸川越ゴスペルフェス」が6月29日、ウェスタ川越大ホール(川越市新宿町1)で開催される。
同イベントは今回で2回目。関東で活動する8つのゴスペル団体が出演し、各団体がそれぞれの特色を出したパフォーマンスを披露する。
1回目の開催は、新型コロナウイルスの感染症が第5類へ変更された直後の昨年6月20日。440人が出演し、520席がほぼ満席となった。主催するBUZZ GOSPEL実行委員会の豊田展充さんは「コロナ禍で思うように活動できず、抑圧されていた気持ちが解放され、本当に楽しそうに歌っていた」と前回を振り返る。
ゴスペルグループ「サニーサイドゴスペルクラブ埼玉」のディレクターで、同イベントの発案者でもある豊田さんは、開催のきっかけについて、「コロナ禍当時は団体運営が厳しく、コロナ禍が明けたら広い場所で思い切り歌いたいと考えていた」と話す。「他の団体も同じ気持ちのはず」と、他団体のディレクターに声をかけたという。「どちらかといえばライバル関係だと思っていて、どんな返事が来るか不安だったが、快く参加の返事が来た」と続ける。「みんなゴスペル好きで、こういう場所を求めていたんだと改めて感じた。ライバルではなく、みんなで盛り上げていこうという雰囲気に変わった」とも。
「23人から120人規模の団体まで、各団体の持ち味を生かしたステージを楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は13時~16時(12時40分開場)。入場無料。要事前申し込み。チケット申し込みは1人3枚まで。