川越の最明寺(川越市小ケ谷)で現在、本堂をピンク色にライトアップするなど、乳がん検診の啓発を目的としたピンクリボンイベントが開催されている。10月28日には乳がんのチャリティーイベントも開く。
同イベントは今年で6回目。28日のチャリティーイベント「ピンクリボンフェスティバル川越 in 最明寺2023」では、15歳~30代の若年層で乳がんに罹患(りかん)した県内のサバイバー・ AYA(Adolescent and Young Adult)世代の女性たちが中心となり、ピンクリボンに関連したグッズを販売する「ピンクリボンマルシェ」、がんサバイバー限定の無理のない姿勢でできるヨガのプログラムも開く。同日夜には、参加者が乳がんのない世界への祈りを描いたピンクのLEDランタン50個を空に浮かべる。
最明寺の副住職、千田明寛さんは「今、9人に1人が乳がんになる時代と言われている。大切な人を守るためにも、この機会を通じて自分自身だけでなく、周りにも検診に行く必要性を啓発していただければ」と呼びかける。
ライトアップは18時~21時。10月29日まで。拝観無料。「ピンクリボンフェスティバル川越」の開催時間は15時~18時。一部雨天中止。