川越の最明寺(川越市小ヶ谷町)が8月4日、「プラスハートアクション」の特別企画の一つとして、青いハートとヘルプマークをイメージした花手水の展示を始めた。
プラスハートアクションは、困っている人をサポートしたいという意思表示として青いハートを身に付け、助け合える社会を目指した運動。最明寺では同運動に賛同し、8月10日の「ハートの日」に合わせ、8月4日から13日にかけて、限定の青いハート御朱印(1,300円)と彩乃菓(連雀町)の限定和菓子「ブルーハート和菓子」のセット、青いハートをイメージして作られた限定花てまり(1,320円)も取り扱っている。
絵馬掛所の花手水には青いハートをイメージして青いガーベラ、カーネーションリンドウを白いトルコキキョウ、ガーベラ、マムが囲うように生けた。道心殿斎場の入り口付近には、赤いガーベラ、バラ、ブバリアに白いガーベラ、スプレーバラでヘルプマークをイメージした花手水も同時に展示する。
今年は、プラスハートアクションとして、自分に何ができるかを考えてもらい、ボードに付箋で貼り付けてもらう取り組みも。「優しく見守る」「勇気を出して声をかける」などの、優しい社会にするために各自が考えたアクションが書かれた青い付箋がボードを埋め始めている。
青いハートの花手水は昨年、川越のホームページ制作会社「GIV」(脇田本町)が同アクションを広めるため最明寺に協力を持ちかけたことがきっかけでスタートした。初日には同社取締役で、自身も線維筋痛症という病を抱えながら埼玉県ヘルプマーク普及大使の活動も行う大谷美子さんが浴衣姿で訪問。副住職の千田明寛さん、花手水をデザインしたフラワーアーティストの中尾景子さん、青いハートのブラックボードを制作したチョークアーティストの福満智子さんと対面し、今回の企画への感謝を伝えた。
花手水の展示は8月13日まで。