川越氷川神社(川越市宮下町)で6月19日、川越市内で働く入社2~3年目の若手社員を対象にした「若手社会人研修」が開催された。主催は野村證券川越支店(脇田町)とCOEDO KAWAGOE F.C。
「自分たちが働く川越のことを、川越出身でない人も含めて、もっと知ってもらえる機会をつくりたい」と開く同イベントは今回で3回目。当日は、川越市内で働き始めて3年目以内の若手社会人23社43人が参加。当日は同神社内の氷川会館でグループワークと拝殿での実習を行った。
グループワークでは4、5人のグループに分かれて、川越の課題について話し合い、実際に川越の未来のためにできることは何かを話し合った。拝殿での実習では、玉串奉てんや拝礼作法の実習を行い、山田禎久(よしひさ)宮司が講話も行った。
主催した野村證券川越支店長の小城直樹さんは「今回の会議に参加した若手社会人の皆さまが何かしら成長のきっかけをつかんでくれたり、心に熱い灯をともしてくれたりすれば、この会議は大成功。3カ月後に成長と川越への貢献を確認し、この会議が大成功に終わることを心より願っている」と話した。
今回から主催として名を連ねたCOEDO KAWAGOE F.Cの有田和生社長は「この研修を通じて、普段は接点のない異業種間でも若い世代で横のつながりを築きながら、若手ならではの活動をしていただき、9月の成果報告会を楽しみにしている」と期待を込めた。
同研修では3カ月後にもう一度集まり、3カ月間の活動の成果を報告する。