川越青年会議所が現在、伊佐沼公園（川越市伊佐沼）で4月29日に開催される「伊佐沼公園再生プロジェクト～伊佐沼公園再生記念植樹2023～」の植樹に参加する小学生と保護者を募集している。

　同園での植樹事業は、1971（昭和46）年に川越市市制施行50周年に向けた事業として、「あなたの手で市民の森をつくりましょう」というスローガンの下、1900本の植樹が行われたことに始まる。植樹から50年が経過し、木が老朽化。川越市が主体となり、植え替えへの準備が進んでいる。

　その中で同会議所では、現代社会で親子のコミュニケーションが減少していることから、子どもたちが自身の将来に可能性を感じ挑戦し続けるために、夢や希望を描き続ける環境づくりが必要と考え、市内の小学4、5年生とその保護者を記念植樹へ招待する。

　当日は、6本の木の伐根と16本の植樹を行う。川合善明川越市長も1本、植樹する。伐採した木からは「植樹協力者証」を作り、事業に参加した子どもたちへ記念として配布する。同会議所の古谷ナオキさんは「一生の思い出になる事業を通じて、子どもたちに自然と共に大きく成長してほしい」と期待を込める。

　植樹当日の時間は8時30分～11時55分。参加対象は川越市の小学4、5年生とその保護者2人まで（作業に協力できる保護者は1人）。定員は先着30人。同会議所のホームページで受け付けている。