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川越市内の金融機関や商工団体が連携 「地域連携若手交流会」初開催

地域連携若手交流会の集合写真

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「地域連携若手交流会」が2月14日、埼玉県信用金庫川越支店(川越市脇田本町)の会議室で初めて開催された。

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 川越市内の金融機関・商工団体の若手が情報交換することで、地域課題の共有やソリューション強化に向けた連携の活性化を目指すことを目的とした同会。飯能信用金庫川越支店の天野博章支店長と、埼玉県信用金庫県西エリア長で執行役員の石﨑篤史さんとの意見交換の中で、両信用金庫とも、Z世代と呼ばれる若手社員が、地域貢献や活性化に意識があるものの、コロナ禍以降、職場での交流や同年代との食事の機会等のコミュニケーションが不足し、仕事へのモチベーションが低下してしまうのではないか、という悩みの共有から企画された。

 両信用金庫の他に、市内の日本政策金融公庫、埼玉県信用保証協会、川越商工会議所も企画に賛同し参加した。当日は、互いの業務の紹介や課題の共有に始まり、川越市内でどのようにすれば地域の活性化や発展につながるかをテーマにグループディスカッションを行った。

 参加した飯能信用金庫南大塚支店の星野修弥さんは「同年代の人たちと、さまざまな意見交換ができ、新しい気付きの機会となった。同じような業界に携わる仲間意識のような関係性が構築できたのが良かった」と感想を話した。

 企画を考案した石崎さんは「今回の企画で、同年代の職員が職場を超えた交流でやりがいや悩みを共有してほしいと考えていた。互いの業務を知ることで、地域において連携・協働することにより、地域貢献や活性化につながるという気づきの場にしてほしい」と期待を込める。

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