ウェスタ川越(川越市新宿町)の会議室で2月25日、「第20回かわごえ環境フォーラム」が開かれる。主催は「かわごえ環境ネット」。
市民、事業者、民間団体と市の4者によるパートナーシップ組織として2000(平成12)年に設立された同団体。毎年、1年間の集大成として「かわごえ環境活動報告集」を作成するとともに、同イベントを開いている。
午前の部は「環境活動報告会」で、かわごえ環境活動報告集掲載者が市内のこどもエコクラブの活動や会員による環境保全活動、清掃活動などを報告する。午後の部は「若者×環境=暮らしに根ざした未来」をテーマにゲスト団体がプレゼンテーションを行うほか、「描いてみよう 暮らしに根ざした川越の未来」をテーマにグループワークを行う。ゲスト団体は、環境問題に限らず他分野で若者世代の声を社会に届けようと国や自治体に政策提言している「日本若者協議会」、COPなどの国際会議へのメンバー派遣市民の環境問題への関心を喚起している「Fridays For Future Saitama」、国内のみならず海外に広くネットワークを持つ「Climate Youth Japan」。
同イベントを担当する「かわごえ環境ネット」会員の高澤裕考さんは「気候変動問題を地域における日々の暮らしの中でどう具体的な取り組みに結びつけていけるのか。若者たちと一緒に私たちの暮らしの未来を描くところから探りたい。高齢者だけでなく、中高生、幼い子どもを持つ家族連れなど、環境問題と言われても何をしたらいいか分からない、身近な問題としてイメージできない、という方々にこそ、参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は、午前の部=9時30分~12時、午後の部=13時~16時30分。参加無料。定員は50人。