「ウェスタ川越交流広場&ウニクス川越」(川越市新富町)で11月13日、多数の地元サツマイモ農家と飲食店が出店する「小江戸川越お芋フェスティバル」が開かれる。
川越で「小江戸川越お芋フェス」 地元サツマイモ農家や飲食店が一堂に
川越の名産物ともいえるサツマイモの品種「紅赤」が発見されて120周年に当たる2018(平成30)年に記念事業として始まり、5回目となる同イベント。主催する「川越Farmer’s Market」イベント担当の石川さんは「サツマイモ関連で40店も集まるイベントはほかにはない。その中でも見どころは何といっても焼き芋で、焼き芋だけで14店が出店する。サツマイモの栽培方法、品種、熟成、焼き方によって味が変わり、食べ比べて違いを楽しむことができる」と話す。
過去最大規模となる今回は10店が初参加。一番街の小江戸横丁にある「こまち」は、購入客が自分で作る「紫芋のモンブラン」を販売する。「川越氷菓くもとゆき」は川越芋餡(あん)を使ったたい焼きや綿菓子、「ビストロ・ベルノット川越」は「サツマイモとクリームチーズのポテトサラダ アイスクリーム仕立て」など、各店がサツマイモを使ったオリジナルのメニューを考案し販売する。
会場では、畑の土を載せたトラック上でのサツマイモ掘り体験(1株1,000円)、川越のご当地ヒーロー「鎧勇騎月兎(がいゆうきげっと)」と「芋座衛門(いもざえもん)」によるステージショー、「サツマイモまん」が上演するサツマイモ紙芝居なども行う。
石川さんは「焼き芋をテーマにしたイベントは既にあるが、このイベントはサツマイモを使った料理や菓子、サツマイモをテーマにしたステージがあるのが売り物。多くの方にぜひ、川越のサツマイモ文化に触れてほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~15時。小雨決行、荒天中止。