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川越・最明寺で青いハートとヘルプマークの限定花手水 ハートの日に合わせて

左からフラワーアーティストの中尾景子さん、最明寺副住職の千田明寛さん、埼玉県ヘルプマーク普及大使の大谷美子さん

左からフラワーアーティストの中尾景子さん、最明寺副住職の千田明寛さん、埼玉県ヘルプマーク普及大使の大谷美子さん

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 川越の最明寺(川越市小ヶ谷町)が8月5日、「プラスハートアクション」に賛同し青いハートとヘルプマークをイメージした花手水の展示を始めた。

川越・最明寺で青いハートとヘルプマークの限定花手水

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 プラスハートアクションは、困っている人をサポートしたいという意思表示として青いハートを身につけ、助け合える社会を目指したアクション。最明寺は、このアクションに賛同し、8月10日の「ハートの日」に合わせ、8月5日から10日にかけて本堂のライトアップや、限定の青いハート御朱印(1,600円)と彩乃菓(連雀町)の限定和菓子「ブルーハート和菓子」のセット、青いハートをイメージして作られた限定花手まり(1,200円)の取り扱いも始めている。

初日には絵馬掛所の花手水に、青いハートをイメージしてカーネションやバラ、アガパンサス、リンドウ、アルストロメディア、デンファレなどの花を生けた。道心殿斎場の入り口付近には、ヘルプマークをイメージしてガーベラ、バラ、カーネション、ナデシコを使った花手水も同時に展示。初日には川越出身の埼玉県ヘルプマーク普及大使で、プラスハートアクションの普及活動も行う大谷美子さんが浴衣姿で訪問。副住職の千田明寛さんと対面し、今回の企画への感謝を伝えた。

 今回の企画のきっかけについて、大谷さんは「昨年スタートしたプラスハートアクションを広めるため、千田さんに相談して実現した」と話す。「快く協力いただき、このようなすてきな花手水で青いハートを発信してくださったことに感謝したい」と感謝の意を伝えた。千田さんは「宗教は生きている人の苦しみなどに向き合うことが本質だと思っている。以前留学した海外では、お寺は様々なハンデキャップを抱えた人の支えになっていた。こういう活動を今後もやっていく必要があると思っている」と話す。花手水のデザインしたフラワーアーティストの中尾景子さんは「花手水を通して青いハートの意味やヘルプマークの意味を皆さんに知っていただけるよう心をこめて作った」と話す。

自身も線維筋痛症という病を抱え、ヘルプマークユーザーでもある大谷さん。「この青いハートが、障がいの有無に関係なく困っている人をサポートする意思表示のマークであることを多くの方に知ってほしい」と呼びかける。「こんな時だからこそ、助け合い、優しさのあふれる社会の実現へ向けて川越から発信し続けていけたら」とも。

 花手水の展示は8月11日まで。本堂のライトアップは期間中18時~21時に行う

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