川越市の和カフェ「夢宇」(川越市久保町2)で2月10日、「第二回おもてなし接客英会話」教室が開かれた。
川越市内に店を構える店主が中心に参加する同イベント。同カフェパティシエールの藤澤さんは、川越を訪れる外国人観光客に対しうまく英語での接客ができない悩みを抱えている知人が多いことに気付き、同イベントを企画。店舗での接客や道案内など、観光地での人間関係に特化したカリキュラムが特徴。
参加者は川越の菓子店、雑貨店経営者などで10人以上が集まった。講師を務めるのは佐々木理枝さん。ニューヨークの大学で3年間学び、その後ミシガン州に6年の居住経験がある。普段は幼稚園や小学校での英会話講師として活動している。「川越に来てくれる外国の方というのは、日本の文化にかなり造詣が深い人たち。そんな人たちにまた川越を訪れてもらえるよう、すぐに使える英語を学ぶ」と佐々木さん。
当日は自分の店の製品を薦める表現や観光スポットへの道案内の表現など、観光地でよく行われる会話を中心に1時間のレッスンを行った。「今後このレッスンは毎月開催していく予定。完璧に英語を話せるようになる必要は全くないが、『ぜひまた川越に来たい』と外国の方に思ってもらえるような英語の話し方をみんなで学んでいきたい」と今後の展望を話す。